神戸市 明石市 芦屋市 西宮市 尼崎市 宝塚市 不用品でお困りの方

〒653-0022 兵庫県神戸市長田区東尻池町1-10-19(高速長田駅から徒歩7分)

「はじめに」

じめじめ梅雨の不快感を解消!窓が少ない家が抱える「風通し」の悩み

日本の梅雨は、高温多湿で不快指数が高く、毎年多くの方がその影響に悩まされています。

特に、窓が少ない家にお住まいの方にとって、梅雨の時期は一層深刻な問題となるでしょう。

「うちは窓が少ないから、風通しが悪くて仕方ない…」と諦めていませんか?

しかし、ご安心ください。

適切なリフォームを行うことで、窓が少ない家でも「風通しの良い家」に変えることは十分に可能です。

カビ・結露・ニオイ…風通しの悪さが引き起こす問題

風通しが悪いと、家の中に湿気がこもりやすくなります。

湿度は、カビやダニの発生を促進する大きな要因です。

壁や天井に黒ずんだカビが生えたり、衣類や寝具にカビ臭さが移ったりと、健康面にも悪影響を及ぼす可能性があります。

また、結露も大きな問題です。

窓ガラスや壁に水滴がつくことで、建材の腐食や劣化を引き起こす可能性も考えられます。

さらに、湿気がこもることで、生活臭やペットのニオイ、生乾きの洗濯物のニオイなどが室内に停滞しやすくなります。

せっかくきれいにしているつもりでも、家全体がなんとなく不快なニオイに包まれている…そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

風通しの悪さは、単なる不快感だけでなく、住まいの健康、そしてそこで暮らす家族の健康にも直結する重要な課題なのです。

窓が少ない家でも諦めない!リフォームで快適な空間に

「窓を増やせないから風通しは良くならない」という固定観念は、もはや過去のものです。

現代のリフォーム技術や建材、換気システムは飛躍的に進化しており、窓の数に頼らずとも、効率的に空気の循環を促し、快適な室内環境を実現する方法が数多く存在します。

本記事では、窓が少ない家にお住まいの方々が「風通しの良い家」を手に入れるための具体的なリフォーム術を、プロの視点から詳しく解説します。

梅雨のじめじめも、夏のムシムシも、冬の結露も、もう怖くありません。

快適で健康的な住まいを実現するためのヒントが、ここに詰まっています。

 

1.「風の通り道」をデザインする!窓が少ない家で実現するリフォーム術

風通しの良い家とは、単に窓を開ければ良いというわけではありません。

家の中の空気が効率的に循環し、淀まない「風の通り道」が設計されていることが重要です。

窓が少ない家では、この「風の通り道」をいかに工夫して作り出すかがリフォームの鍵となります。

 

1-1. 室内窓で効果的な通風を確保

「窓が少ない」という前提があるからこそ、既存の窓を最大限に活かし、さらに新しい「窓」を創造することが有効です。

その一つが「室内窓」の設置です。

開閉できる室内窓のメリットと設置事例

室内窓とは、その名の通り、室内に設置する窓のことです。

採光やデザイン性を高める目的で使われることが多いですが、通風においても非常に大きな効果を発揮します。

例えば、リビングと隣接する部屋の間に室内窓を設けることで、リビングから入った空気を隣の部屋へ、さらに奥へとスムーズに流すことができます。

特に、開閉可能なタイプの室内窓を選べば、必要な時にだけ開けて通風を促し、普段は閉めてプライバシーを確保するといった使い分けが可能です。

◯メリット

空気の循環促進

部屋間の空気の滞留を防ぎ、家全体の空気の流れを改善します。

採光効果

 奥まった部屋や廊下にも光を届け、明るく開放的な空間を演出します。

デザイン性

インテリアのアクセントとなり、おしゃれな空間を作り出します。

プライバシーの確保

閉めることで部屋を仕切ることも可能です。

設置事例

廊下とリビングの間

廊下の突き当たりに窓がない場合、リビングからの風を廊下へ導く。

リビングと隣接する個室(子ども部屋や書斎)

 開け放てば一体空間、閉めれば個室として利用。

玄関ホールとリビングの間

玄関からの風をリビングへ取り込む。

高窓・欄間の活用で空気の循環を促進

室内窓以外にも、高窓や欄間といった、比較的低い位置に設けられた窓や開口部とは異なる形で通風を促す工夫があります。

高窓(ハイサイドライト)は、壁の高い位置に設けられた窓のことです。

隣家との距離が近い場合や、プライバシーを確保したい場合に有効です。

高い位置にあるため、暖かい空気が上昇する性質(煙突効果)を利用して、効率的に排熱・換気を行うことができます。

欄間(らんま)は、和室の建具の上部に見られる装飾的な開口部ですが、現代の住宅においても、ドアの上部や壁の上部にデザインとして取り入れることで、通風経路として機能させることができます。

完全に開放されるため、常に空気の通り道となり、部屋間の温度差を緩和する効果も期待できます。

デザインによっては、視線を遮りつつ空気だけを通すことも可能です。

 

1-2. 間取り変更で空気の流れを劇的に改善

抜本的に風通しを改善するには、間取り変更を検討することも非常に有効です。

壁を撤去したり、開口部を新設したりすることで、物理的に空気の通り道を大きく広げることができます。

壁の撤去・開口部の新設で視線と風の抜け感を

風通しが悪いと感じる原因の一つに、細かく区切られた間取りが挙げられます。

リビングとダイニング、キッチンがそれぞれ壁で仕切られている場合、それぞれの空間で空気が滞留しやすくなります。

壁の撤去

構造上問題がなければ、壁の一部または全体を撤去することで、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)を一体化させ、広々とした空間を作り出すことができます。

これにより、複数の部屋に分散していた窓からの風が、家全体に効率的に行き渡るようになります。

視覚的な広がりも生まれ、開放感も向上します。

開口部の新設

壁を完全に撤去することが難しい場合でも、壁の一部に「開口部」を設けることで、風の通り道を作ることが可能です。

例えば、キッチンとダイニングの間にカウンター形式の開口部を設けるだけでも、空気の抜け感が大きく変わります。

ただし、壁の撤去や開口部の新設は、建物の構造に関わる重要な工事です。

必ず専門の建築士やリフォーム業者に相談し、耐震性などの安全性を確保した上で行う必要があります。

引き戸や可動間仕切りで自由な空間設計

ドアが開き戸の場合、開いた時に壁にぶつかったり、常に開け放しておくのが難しい場合があります。

そこで有効なのが、引き戸や可動間仕切りへの変更です。

引き戸 

開き戸と異なり、扉が壁の中に引き込まれるため、開け放した時に邪魔になりません。

また、全開にすることで、部屋と部屋を一体化させ、風通しを確保できます。

必要な時には閉めて個室にすることもできるため、フレキシブルな使い方が可能です。

可動間仕切り

壁のように部屋を仕切ることも、開放して広々とした空間にすることもできる間仕切りのことです。

パネルタイプやアコーディオンタイプなど様々な種類があり、ライフスタイルや用途に合わせて空間を自由に変化させることができます。

通風を確保したい時には開放し、プライバシーが必要な時には閉めるといった使い方ができます。

これらの建具は、風通しだけでなく、家族構成の変化やライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるというメリットもあります。

リビング階段・吹き抜けで上下階の空気も循環

戸建て住宅の場合、上下階の空気の循環も風通しを考える上で非常に重要です。

特に、リビングを通って2階に上がる「リビング階段」や、天井を高くして上下階をつなぐ「吹き抜け」は、この空気の循環を劇的に改善する効果があります。

リビング階段

階段室を壁で囲まず、リビングと一体化させることで、リビングの暖気(または冷気)が自然と階段を伝って上階へと移動します。

これにより、家全体の温度ムラを少なくし、空気を常に動かすことができます。

暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降する性質を利用して、煙突効果やコールドドラフト効果を促し、効率的な換気を実現します。

吹き抜け

1階と2階の空間を縦につなぐ吹き抜けは、リビング階段以上に空気の通り道を大きく確保します。

特に、高い位置に窓を設けることで、夏場は熱気を効率的に排出でき、冬場は太陽光を取り込みやすくなります。

開放感と採光効果も非常に高く、明るく広々とした住空間を作り出します。

ただし、リビング階段や吹き抜けは、音やニオイが上下階に伝わりやすいという側面もあります。

また、冬場の暖房効率や夏場の冷房効率に影響を与える可能性もあるため、高気密・高断熱性能を考慮した上で導入を検討することが重要です。

 

1-3. 最新換気システムで24時間クリーンな空気を

窓を開けるだけでは、季節や天候に左右され、常に安定した換気を確保することは困難です。

特に、窓が少ない家では、機械換気システムの導入が、安定した空気環境を保つための不可欠な要素となります。

24時間換気システム導入のメリット

2003年7月以降に着工された住宅には、シックハウス対策として24時間換気システムの設置が義務付けられています。

しかし、それ以前に建てられた住宅や、義務化以降の住宅でもより高性能なシステムにすることで、空気の質を格段に向上させることが可能です。

24時間換気システムは、文字通り24時間常に稼働し、室内の汚れた空気を排出し、新鮮な外気を取り込みます。

これにより、窓を閉め切っていても室内の空気は常に新鮮に保たれます。

◯メリット

シックハウス対策

建材や家具から発生する有害物質(ホルムアルデヒドなど)を排出し、健康被害のリスクを低減します。

結露・カビ対策

湿気を排出し、結露やカビの発生を抑制します。

PM2.5・花粉対策

外気を取り込む際にフィルターを通すことで、花粉やPM2.5などの有害物質の侵入を抑えることができます(高性能フィルターの場合)。

ニオイ対策

室内の生活臭やペット臭などを効率的に排出し、快適な空気環境を保ちます。

一口に24時間換気システムと言っても、第一種換気(給気・排気ともに機械で行う)、第二種換気(給気は機械、排気は自然換気)、第三種換気(給気は自然換気、排気は機械)の3種類があります。

最も導入が進んでいるのは第三種換気ですが、最も換気効率が高いのは第一種換気であり、特に窓が少ない家では第一種換気の導入が推奨されることがあります。

全熱交換器で熱ロスを抑えながら効率的に換気

24時間換気システムを導入する際に、ぜひ検討したいのが「全熱交換器(または熱交換換気システム)」です。

通常の換気システムは、室内の空気と外気をそのまま入れ替えるため、夏は外の暑い空気が、冬は外の冷たい空気がそのまま室内に入ってきてしまいます。

その結果、冷暖房の効率が下がり、光熱費が増加する可能性があります。

全熱交換器は、排気する空気から熱(と湿度)を回収し、給気する外気にその熱(と湿度)を伝えることで、冷暖房の負荷を軽減します。

メリット

省エネ効果

冷暖房でせっかく快適にした室温を、換気によって大きく変動させることなく、効率的に換気できます。

これにより、光熱費の削減が期待できます。

快適性向上

外気の影響を受けにくいため、夏は涼しく、冬は暖かいまま新鮮な空気を取り込めます。

加湿・除湿効果

室内の湿度も交換するため、冬場の過乾燥を防いだり、夏場のジメジメ感を軽減したりする効果も期待できます(湿度交換機能を持つタイプの場合)。

初期費用は通常の換気システムよりも高くなりますが、長期的に見れば光熱費の削減効果は大きく、快適性の向上を考えれば非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

 

1-4. 玄関・勝手口からの通風も活用

窓が少ない家でも、玄関や勝手口といった既存の出入り口を工夫することで、新たな風の通り道を作り出すことができます。

通風ドア・玄関網戸で新たな風の入口を

通常の玄関ドアは、閉め切ると完全に空気が遮断されます。

しかし、最近では通風機能を備えた玄関ドアも増えています。

通風ドア

ドアの一部(多くは上部や下部)に、採風用の窓やルーバー(羽板)が設けられており、ドアを閉めたままでも風を取り入れることができます。

防犯性を損なうことなく、新鮮な空気を取り入れられるため、玄関が暗くて風通しが悪いと感じる場合に非常に有効です。

鍵をかけたまま換気ができるので、防犯面でも安心です。

玄関網戸

玄関ドアの内側や外側に設置する網戸です。

ドアを開け放して網戸にすることで、玄関からの風をダイレクトに家の中に取り込むことができます。

引き戸タイプやロールタイプなど様々な種類があり、玄関の形状やデザインに合わせて選ぶことができます。

勝手口も同様に、通風機能付きのドアや網戸を取り付けることで、台所や裏口からの空気の通り道として活用できます。

特に、玄関と勝手口が対角線上にある場合、非常に効率的な風の通り道を作り出すことが可能です。

 

2. 梅雨対策にも効果絶大!湿気・カビに強い家にするリフォームのポイント

風通しを良くすることは、梅雨時の湿気やカビ対策にも直結します。

ここでは、風通し改善と合わせて検討したい、湿気やカビに強い家にするためのリフォームポイントをご紹介します。

 

2-1. 調湿効果のある内装材で湿度コントロール

機械換気だけでなく、建材そのものが湿度をコントロールする機能を持つことで、より快適な室内環境を実現できます。

珪藻土・漆喰など自然素材の魅力

自然素材の中には、高い調湿効果を持つものがあります。

珪藻土(けいそうど)

植物プランクトンの死骸が堆積してできた土で、非常に多孔質な構造をしています。

この無数の孔が、空気中の水分を吸着したり放出したりすることで、湿度を自動的に調整する「呼吸する壁」として機能します。

カビの発生を抑え、消臭効果も期待できます。

漆喰(しっくい)

 消石灰を主原料とした日本の伝統的な塗り壁材です。

強アルカリ性のため、カビや菌の発生を抑制する効果があります。

また、珪藻土ほどではないものの、ある程度の調湿効果も期待できます。

これらの素材は、化学物質の放散も少なく、アレルギー体質の方にも優しいというメリットがあります。

ただし、施工には専門的な技術が必要であり、一般的なビニールクロスに比べて費用は高くなる傾向があります。

調湿クロスや調湿パネルの導入

より手軽に調湿効果を取り入れたい場合は、機能性を持たせた建材の導入も検討できます。

調湿クロス 

壁紙(クロス)自体に、吸湿・放湿性のある素材が練り込まれているタイプです。

珪藻土や漆喰のような高い効果は期待できないかもしれませんが、手軽に導入でき、通常のクロスと同様の施工が可能です。

デザインも豊富にあります。

調湿パネル

石膏ボードなどをベースに、調湿機能を付加したパネル状の建材です。

壁の一部にアクセントとして貼り付けたり、クローゼットの内部に使用したりと、部分的に導入することも可能です。

デザイン性の高いものもあり、インテリアの一部としても楽しめます。

 

2-2. 断熱リフォームで結露を根本から解決

結露は、暖かく湿った空気が冷たい表面に触れることで発生します。

これを根本的に解決するには、断熱性能を高めることが重要です。

内窓(二重窓)の設置で断熱性と結露対策

既存の窓の内側にもう一つ窓を設置する「内窓(二重窓)」は、最も手軽で効果的な断熱リフォームの一つです。

◯メリット

断熱性向上

窓と窓の間に空気層ができることで、熱の出入りが大幅に抑えられます。

これにより、冬場の冷気の侵入や夏場の熱気の侵入を防ぎ、冷暖房効率が向上します。

結露抑制

室内側の窓の表面温度が下がりにくくなるため、結露の発生を大幅に抑制できます。

遮音性向上

二重の窓が音を遮るため、外部からの騒音を軽減し、室内からの音漏れも防ぎます。

防犯性向上

窓が二重になることで、侵入に時間がかかり、防犯性が高まります。

内窓は、既存の窓枠に設置するだけなので、大掛かりな工事は不要で、比較的短期間で工事が完了します。

壁・天井・床の断熱材追加で家全体の性能向上

より抜本的に断熱性能を高めるには、壁、天井、床に断熱材を追加したり、既存の断熱材をより性能の高いものに入れ替えたりする工事も有効です。

天井断熱

最も熱の出入りが多い部分の一つが天井です。天井裏に断熱材を充填することで、夏場の屋根からの熱の侵入や、冬場の熱の放出を大幅に抑えることができます。

壁断熱

壁の内部に断熱材を追加することで、外部からの熱の侵入や、室内の熱の放出を防ぎます。

内側から施工する「内断熱」と、外側から施工する「外断熱」があり、外断熱の方がより高い効果を期待できますが、費用も高くなります。

床断熱

床下からの冷気の侵入を防ぎ、冬場の足元の冷えを解消します。

床下の湿気対策も同時に行うことで、より快適な環境になります。

家全体の断熱性能が向上することで、家の中の温度ムラが少なくなり、快適性が増すだけでなく、冷暖房費の削減にも大きく貢献します。

また、断熱材の適切な施工は、結露の発生を抑え、構造材の劣化を防ぐ上でも非常に重要です。

 

2-3. 収納スペースの通気性を高める工夫

「風通しの良い家」は、住む空間だけでなく、収納スペースにまで及ぶべきです。収納内の湿気は、衣類や布団のカビ、ニオイの原因となるだけでなく、収納しているものの劣化にもつながります。

ウインドスルークローゼットなど換気しやすい収納

ウインドスルークローゼット(ウォークスルー型クローゼット)

クローゼットに通り抜けられる動線を設けることで、収納内部にも空気の流れを作り出す工夫です。

例えば、寝室と洗面所の間にウォークインクローゼットを設け、両方からアクセスできるようにすることで、開口部から風が通り抜けるように設計します。

これにより、クローゼット内の湿気を効率的に排出できます。

両面開口の収納

壁の両側からアクセスできる収納を設けることで、物理的に空気の通り道を作ります。

例えば、キッチンとパントリーの間で、両方から出し入れできる収納を設けることで、収納内部の空気も動かすことができます。

ルーバー扉の採用

クローゼットの扉をルーバー(羽板)状のものにすることで、扉を閉めたままでも空気が通り抜け、内部の湿気やニオイがこもるのを防ぎます。見た目にもデザイン性が高く、おしゃれな印象を与えます。

通気性の良い棚板や除湿対策

より手軽な工夫として、収納内部の素材や配置にも注目しましょう。

すのこ棚

プラスチック製や木製のすのこを棚板として活用することで、収納しているものと棚板の間に隙間を作り、空気が通り抜けやすくなります。

メッシュ素材の収納ケース

プラスチック製や布製の収納ケースでも、側面がメッシュになっているものを選ぶと、通気性が確保しやすくなります。

壁との隙間

収納家具を壁にぴったりとつけず、わずかに隙間を空けるだけでも、空気の滞留を防ぎ、カビの発生リスクを低減できます。

除湿剤・除湿機

市販の除湿剤を定期的に交換したり、小型の除湿機を設置したりすることも、手軽で効果的な湿気対策です。

 

3. 知っておきたい!リフォーム計画の注意点と業者選びのポイント

「風通しの良い家」へのリフォームは、一度行えば長く快適に暮らせる投資となります。

しかし、後悔のないリフォームを実現するためには、いくつかの注意点と、信頼できるリフォーム業者選びが非常に重要です。

 

リフォーム会社選びの重要性

リフォームは、新築とは異なり、既存の建物の構造や状態を正確に把握し、それに合わせた最適なプランを提案できる専門知識と技術が必要です。

特に、「風通し」や「断熱」といった見えない部分の改善は、専門家の知識と経験が不可欠です。

実績と専門性

「風通し改善」「断熱リフォーム」などの実績が豊富であるか、特に窓が少ない家でのリフォーム経験があるかを確認しましょう。

単に見た目を良くするだけでなく、住性能の向上に注力している業者を選ぶことが重要です。

提案力

お客様の悩みや要望を丁寧にヒアリングし、それに対して具体的な解決策や複数の選択肢を提案してくれる業者を選びましょう。

専門用語を並べるだけでなく、素人にも分かりやすく説明してくれるかもポイントです。

資格と保証

建築士などの専門資格を持つスタッフがいるか、工事後の保証制度が充実しているかを確認しましょう。

万が一のトラブルの際にも、きちんと対応してくれる業者を選ぶことが安心につながります。

見積もりの透明性

見積もりの内容が詳細で、どの工事にいくらかかるのかが明確に示されているかを確認しましょう。

不明な点があれば、納得いくまで質問することが大切です。安すぎる見積もりには注意が必要です。

ヒアリングで希望を具体的に伝えるコツ

リフォームを成功させるためには、お客様自身が「どんな家にしたいのか」を明確に伝え、業者と共有することが非常に重要です。

具体的な悩みを伝える

「風通しが悪い」だけでなく、「梅雨時期に結露がひどい」「キッチンのニオイがこもる」「夏場、奥の部屋が暑い」など、具体的な悩みをリストアップしましょう。

理想のイメージを伝える

雑誌やインターネットで見つけた事例写真、好きなインテリアテイストなど、具体的なイメージを伝えることで、業者もお客様の好みを把握しやすくなります。

家族のライフスタイルを伝える

家族構成、生活時間帯、趣味、将来の計画などを伝えることで、より生活に寄り添った提案が期待できます。

例えば、「共働きで日中は窓を閉め切ることが多い」という場合は、24時間換気システムの重要性が高まります。

予算を明確に伝える

最初から予算の上限を明確に伝えることで、その範囲内で最適な提案を引き出すことができます。

遠慮せずに、気になることや疑問に思うことは全て質問し、納得した上で契約を進めましょう。

補助金・減税制度の活用

「風通しの良い家」へのリフォーム、特に断熱改修や高効率な換気システムの導入には、国や地方自治体から様々な補助金や減税制度が用意されている場合があります。

 

国の補助金

住宅省エネ2025キャンペーン(2025年実施予定)

「子育てエコホーム支援事業」や「先進的窓リノベ事業」など、住宅の省エネ性能向上を目的とした補助金制度が継続的に実施されています。

窓の断熱改修や高効率給湯器の設置などが対象となることが多いです。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

既存住宅の長寿命化や省エネ化などを支援する補助金です。

地方自治体の補助金

各地方自治体でも、独自の住宅リフォーム補助金制度を設けている場合があります。

お住まいの自治体のホームページで確認するか、リフォーム業者に相談してみましょう。

減税制度

所得税の住宅借入金等特別控除(住宅ローン減税)や、特定のリフォーム工事に対する投資型減税など、税制上の優遇措置も利用できる可能性があります。

これらの制度は、年度によって内容が変更されたり、予算に限りがあったりするため、最新の情報を確認し、適用条件を満たしているか、リフォーム業者とよく相談することが重要です。

補助金を活用することで、リフォーム費用の負担を軽減し、より質の高いリフォームを実現できる可能性があります。

 

「まとめ」

風通しの良い家で、快適な毎日を手に入れよう!

窓が少ない家だからといって、風通しが悪いことを諦める必要は全くありません。室内窓や間取り変更、最新の換気システムの導入、そして調湿・断熱リフォームなど、様々な方法を組み合わせることで、あなたの家は劇的に生まれ変わることができます。

梅雨時のジメジメやカビの悩みから解放され、一年を通してカラッと快適な空気環境の中で暮らす。そんな理想の暮らしは、もはや夢ではありません。

まずは、お住まいの状況や「こんな風にしたい」というご要望を、私たちプロにご相談ください。経験豊富なスタッフが、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適なリフォームプランをご提案し、快適な住まいづくりを全力でサポートいたします。

風通しの良い家で、心も体も健やかな毎日を送りませんか?。

 

お気軽にお問合せ・ご相談ください

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
078-671-8766
受付時間
8:00~19:00
定休日
日曜日

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・ご相談

078-671-8766

<受付時間>
8:00~19:00
※日曜日は除く

フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。

新着情報・お知らせ

2025/05/21
blog更新しました。
2025/05/01
 「blog」ページ作成しました。

株式会社 神戸カイトリサイクル

住所

〒653-0022
兵庫県神戸市長田区東尻池町1-10-19

アクセス

高速長田駅から徒歩7分

受付時間

8:00~19:00

定休日

日曜日